今回は輸入ビジネスで利益を出すために非常に重要な支出となる「関税」についてお伝えしていきます。
結論から言いますと、金額ごとに条件を満たせば、タイ輸入ビジネスでは輸入関税をゼロにすることが可能です。
輸入関税は、輸入ビジネスを始めるにあたり誰でも気になる部分だと思います。
そして、品目ごとにかけられる関税率が変わるため、仕入れ商材の原価を把握することが困難になり、これが原因で輸入ビジネスに挑戦することを諦めてしまう方も多いのが実情だと思います。
実は、タイ商材の大きなメリットのひとつとして、金額ごとに条件を満たせば関税をゼロにすることが可能ということがあげられます。
まず、仕入れ原価と国際送料を入れて合計20万円以下なら輸入関税がゼロで輸入することが可能です。
もちろん、人気の革製品も輸入関税はゼロです。
しかし、それ以上の金額を輸入する場合は、輸入関税をゼロにするためには「原産地証明書」という書類を仕入れ先に発行してもらわないといけません。
証明書の発行手続きをしなければいけないとなると非常に面倒でハードルが高いと感じるかもしれませんが、この書類の手配についてもTFNが代行していきます。
あなたは特にやることはありません。専任秘書にお任せください。
為替の影響で20万円ギリギリになる場合は、原産地証明書の発行をおすすめします。専任秘書にもお気軽にご相談ください。
ちなみに、原産地証明の発行手続きには手数料が必要になりますので、20万円ギリギリの仕入れになるようでしたら、予算があればもう少し仕入れ量を増やした方がお得です。(手数料の詳細はご利用料金のページよりご確認ください)
原産地証明は20万円以上輸入する場合の固定費なので、たくさん仕入れるほど商品1個当たりの原産地証明、送料や負担が軽減するためです。
このように書類手続きもすべてTFNが代行しますので、書類関係であなたがやらなければならない作業は「仕入れ数量と輸入先住所が正しいか確認するだけ」です。
すでに輸入ビジネスを営んでいる方は、自社の英語表記住所をご存じかと思いますが、これから初めて輸入ビジネスを開始する方は「住所表記変換サイト」を利用すると便利です。
ワシントン条約(CITES)に係る動植物等の輸出入許可書の手配代行
ワシントン条約(CITES)に係る動植物等の輸出入には許可証が必要です。
タイ輸入に関連する商材で挙げると、ワニ革、ヘビ革などワシントン条約にかかわる素材を仕入れるときに必要となる書類になります。
ワシントン条約で規制されている素材を日本に輸入するための書類のことを、弊社ではそのままCITES(サイテス)と読んでいます。
CITES(サイテス)がどういう場合に必要かというと、人気素材ではワニ革、ヘビ革などが一部もしくは全部に使用されている商材です。
弊社のタイ商材厳選卸売サイトにCITESが必要な商材の場合は注意書きがありますので、参考になるかと思います。
一方でタイ商材にはその他、牛革、エイ革なども人気ですが、こちらはCITESは不要になります。
特にエイ革(Stingray leather)はCITES不要でも高級素材として扱われているので、高利益を狙いやすい素材でもあります。
CITESの発行ですべての素材が自由に輸入できるわけではございませんので、その点はご留意ください。
厳選卸売サイト内の商材の素材で「Crocodile leather」などワシントン条約規制品目が使用されている商材で、万が一、記載漏れがございましたらお問い合わせください。また、掲載しているカラーバリエーション以外のカラーも販売されている場合があります。
弊社のタイ商材厳選卸売サイトの掲載されている商材以外でCITESが必要になる商材を探したい場合も、弊社の市場調査依頼サービスをご利用いただくことでご希望の商材を仕入れ、もしくはOEMにより製造することも可能かどうかをリサーチしていただけます。
一般的にワニ革やヘビ革などを使用した商材は非常に高価で高利益を狙いやすいです。
具体的な価格については、弊社仕入れサイトを見ていただくと分かりやすいかと思います。
CITES(サイテス)規制対象の商材を輸入・仕入れ販売するメリット
CITES(サイテス)規制対象の商材を輸入・仕入れ販売する大きなメリットは、「高利益が狙えること」です。
おおよそですが、目標利益率となるのは30~50%ほどを狙う方が多いようで、実績も多数出ています。
超一流ブランドのバッグや財布などを見てわかるとおり、CITESが必要になるような高級素材の商材は非常に高価です。
1点当たりの単価が高いため、1点売れるだけでも安価な商材を数十個売ったのと同じ売り上げと利益を叩き出すことが可能です。
弊社の厳選卸売サイトをご覧いただけると分かると思いますが、CITES規制対象の商材はどれも単価が高いため、安価な商材と比較すると同じ利益率でも大きな利益額を生み出せます。
円安になり、以前よりも仕入れ価格が高くなってしまった商材が多いのは事実ですが「利益率」は変えなくても、普通に売れています。
良いものはある程度高くても欲しい、という心理をうまく利用しやすいのがSITES必要素材の特徴で、仕入れ価格が上がっても販売価格に転嫁してそれ以上を稼ぐことが可能です。
そして高価なうえに、ワニ革もヘビ革も革の模様はすべて違い、一品ものです。
「この財布のこの柄が気に入ったからどうしても欲しい!」と思ったら、ある程度の予算を出してまで買おうとする人もいるため、ヤフオクで入札を競り合わせ、思わぬ高額で取引されることもあります。
高単価高利益率を狙ったり、セレクトショップ、高級志向のショップを利用したい方は、CITESが必要な素材の取り扱いを検討してみると良いでしょう。
CITESについても、あなた自身が知識が無くても専任秘書が仕入れと書類発行から輸入手続きまで、すべて進めていきますのでご安心ください。
タイ現地でCITES規制対象を仕入れたい方へ「TFNアテンドサービス」について
ワニ革やヘビ革などは革の模様により、大きく販売価格に影響することが多々あります。
そのため、実際に現地仕入れを行っている方も多くいらっしゃいます。
その場合は合計4個まで、CITES対象の商品を手荷物で持ち帰ることができます。
そして商材の特性上、高利益が狙えることからタイー日本の交通費以上に稼げている実績も数多いです。
もしあなたが完全ネット完結で仕入れるだけではなく、実際にタイ現地に赴き、タイ商材を見て、触って仕入れたい場合も、弊社が全力でお手伝いさせていただきます。
タイ現地アテンドサービスの他、弊社会員様向けの仕入れツアーや工場見学も行なっております。
タイ商材を長く取り扱おうと考えていらっしゃる場合は、ぜひタイ現地で実際に商材をいろいろ見て回ったり、現地の空気感や文化に触れてタイの魅力を知っていただきたいと思います。